Harry Partch/COLLECTION vol.2とBECK

ジャケのどうしようもなさそうなフォントが良いので買った、Criから出ている編集盤のvol2。ハリーパーチは独自のオクターブ理論と自作楽器を使用しており現代音楽好きというよりエクスペリメンタル経由で聴く人も多いと思う、自分もそうだ。

改めて聴くとパーチにつきまとう「自作楽器」というとっつきやすいワードに対して音は割とハードル高めなポエティックサイケ楽団な音楽だと思った。なんか知った気になってたけど俺はハリーパーチをあまり知らなかったのだな、非欧米圏の伝統音楽を独自に取り込みデカいバトルアックスを武器生成して、その武器でオーケストラ音楽をバフバフに解体した面白がある。ムーンドックがハリーパーチから影響を受けているらしい、自作楽器仲間か。

そんな難易度高めのパーチをbeckがオマージュした楽曲があることを知った、こういう風にインスピレーションを育てよう、という教本のような曲で良い。映像はパーチのドキュメンタリーからとっているらしいがパーチは映像付きで入るのかなり良いと思った。

コメントを残す