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Gongチックなスペースプログレ

新しくバンドを好きになるというハードルが上がり続けている。電子かポップス(最近のはさっぱり)しか聴いてない。新しい音楽も聴けてない。家にあるCDを何度も聴くのにはまっている。単に今の時期が新しい(そして最近の)作家から新しさを見出すより馴染みの作家から新しさを見出すモードなのかもしれない。このモード、例えば死ぬまで続いたとしても不思議でないが、新しい作家を好きになれなかったら怖すぎるので暖かくなってきたら色々冒険したいな

サムライミ版スパイダーマン1.2.3を見た。1.2はコテって感とダレ感がめちゃ面白いと思う、あのくらいのテンポの娯楽映画って最近ないかも、ダレ場が多い。あのダレはいま許されんだろ、もっとダレてくれー

「スパイダーマン3」は主人公が調子に乗りまくっているのでMJと上手くいかないから観てられない、終始ラブラブが良かった。何だこの感想は?

3の敵であるヴェノムを倒す方法に音、を使っている。うるさい音を出すとびっくりして寄生主から剥がれてくれるんですね。この音はあまり面白くない金属音で残念。これは辛抱堪らんという気持ち悪い、嫌らしい音を出す必要がある。黒板キーッにつぐ不快音を編み出してほしいかった。あと思うにヴェノムはアメーバみたいなやつだから、そんな聴覚機関がないやつに音が効がないだろ、スーツに寄生するのがわけわからん。宇宙から来てスパイダーマンに寄生するのも分からん。1.2のヴィランに比べ存在に必然性も、ヴィランとしての念、意志もない。グリーンゴブリンとオクトパスを見習って欲しい。カッコいいから許されるというようなカッコよさもない。だからヴェノムは全然ピンと来なかった。そしてサンドマン、彼は死ぬということが今後不可能だと思われるがその死ねなさを描いていたっけかな…

2の博士は自室ラボで核融合をするだけでかなりの狂いっぷりだが、それを制御するためだけに神経系に接続する機械式千手観音をこさえるエンターテイメントっぷりが凄い。あの千手観音だけでヘッドライナーものだ。芸術にも理解がありそうな博士だったから、最初の実験が失敗した時点で核融合は諦めて6本(うち機械式は4本)の腕を使った専用の謎楽器を作って活動して欲しかった。

因みに核融合に使うトリチウムという金属は1g300万円するらしい。作中は500gくらい有ったんじゃないか、つまり15億。

1のグリーンゴブリンも初の人間被験者として博士兼社長が体を張ってしまいイカれてしまう。スパイダーマンの敵のマッドサイエンティストっぷりはすごい。3もマッドサイエンティストが出てきてマッドサイエンティスト3部作にして欲しかった。グリーンゴブリンになってしまう、あの人間用の実験用の檻も相当やばい。口から蒸気吸うだけで良いでしょってのは野暮、全身に実験蒸気浴びてナンボだろう。毎回変身するときは丁寧に檻のところをやってほしい。

1で主人公が糸を出せるのに気付き、シュッ、シュッとビルの屋上で糸を出すのを試すシーン、あの手淫感。

ドクターストレンジの新作はサムライミがやるんですね、今度やるみたいで。マーベル映画は全然見れてないがサムライミなら観たい。

何と、冒頭の画像のCDについて話忘れてしまいました。

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